Making Black Coat #2

ブラックコートは後はボタンホールを開けて完成。

裾の処理をいつもとは違う少し難しい方法にしたのでバックスタイルが格段綺麗に仕上がりました。

ただ、まだ縫い慣れていないやり方なので時間がかかる。

今はパターンにフレアを入れてるのでベンツを入れてないんですが タイトなストレートシルエットにする時は必要になるかも。

手縫い作業よりもタイピングしてる時の方が右腕が痛すぎる。

 袖はいつも通り本開き。

 前回のフラノコートはゆき綿をあえて入れなかったので今回は入れてみました。

生地自体がしっかりしてるので少しふんわりしているだけで言うほどの大差はありませんでした。

個人的にはゆき綿入ってる方が好き。

肩入れ。

いつも通りピンでいせ込んで返し縫いで手縫い作業。

裏袖処理。

2ミリ幅くらいで縫い付けていくので熱中しすぎると左手が針にさされます。

昨日からパニエの縫製に入りました。

予定通り白のオーガンザ。

シャンパンのような輝きがあって好きな生地。

市販されているオーガンザはそういうシャンパンのようなキラキラ不規則に光を反射する輝きがあるものと

シフォンのようにスムースな印象で一定の艶に近い光の反射をするものがあります。

前者の方が派手で、後者の方が質素または落ち着いた品がある。

シンプルなデザインでもシンプル過ぎないようにする時は前者、

デザインが派手でも品をもたせたい時は後者、のような選択の仕方をよくします。

個人的にはサテンの上に前者のオーガンジーを乗せた時のニュアンスが好き。

前にそういうミニドレスを作ったけど商品化はしなかったのでまたの機会につくりたい。

オーガンザの大型のドレスも作ってみたいな。

有名なのはアトリエヴェルサーチのショーでのオーガンザのドレスがとても美しかった。