Making White Cotton Jacket

一重仕立てのホワイトコットンジャケットのメイキング画像です。

ラペルを大きめに、ライダースジャケットに近い形にしてみました。

方はいつも通り全て手縫いで仕上げています。

中肉コットンの斜文織であるカツラギという生地を使用しました。

ジャケットに使ったのは初めてだけど厚みがあるのに柔らかくていい感じ。

そして今回初めて一重仕立てで袖の本空きで仕上げました。

ボタン部分が厚くならないよう注意した以外は特に問題なく仕上がって満足。

パターンの精巧さのおかげだろうけどどんな生地を使ってもラペルロールが綺麗で嬉しい。

繊維関係のコラムとか記事とか読んでる。

スムース素材のポリエステル生地を好んで使っているんだけど

それが静電気がめちゃくちゃ起きて着にくいなって困ってた。

張りや厚みもフォーマルでシックで完璧なのに何でだって着るたびに思ってたんだけど全部私の仕立てのせいだった。

仕立てというか、一重仕立ての時はそんなに気にならないのに総裏仕立てだと気になるっていう事がよくあって

結論から言うと表地と裏地の組み合わせがよく無かったみたい。

これから気をつける。

有機物はプラスの静電気が発生して、化合繊維はマイナスの電気が発生する。

だから比率の多い方に裏地も表地もアウターやアンダーウェアも揃えたほうが動作による摩擦での静電気の発生が抑えられる。

特にスカートはポリエステルの表地とコットンリッターの裏地であるキュプラを使っていたから歩くたびに摩擦で静電気が起きてたみたい。

幸いなのはこのスムースポリエステル素材は一重仕立てでしか販売してなかったこと。

これから作る時はスムースポリエステル素材にはポリエステルの裏地を使うことにする。