Designer's BLOG

Brand Pattern Renewal

Monday, 27 June 2022
タイトサイズのブランド原型パターンリニューアルについて
何度もサイズリニューアルについて書いている気がするが迷走に迷走に重ねて今の形になりました。
最初はドレーピングのみで作ったパターンで、細部を見るとめちゃくちゃだった部分が多々あったけど立体裁断でのメイキングだったので仕上がりは綺麗でした。
今度は製図ベースにして、製図→補正(セミドレーピング)→製図にお越し直す、という製図をマスターパターンにする形をとりました。
が、机上の空論とも言えるのか、形にするとカーブのライン取りは変わってないはずなのに収まりが悪く感じてしまう。
最終的にドレーピング→製図によるマスターパターン化に落ち着きました。今のところ満足出来る形になっています。

もうブログは書かない気で居たけど、現状の自分の考えや状態を文字に起こすことはあらゆる再発見や再確認になって良いみたい。
なので時間が許す限りは再び書き連ねていこうと思う。

ここからは雑記

▼オーバーサイズについての考察
オーバーサイズというかジャンパースカートなどの中にインナーを着用するとき用のサイズ感について。
今までは単純にワンサイズ上げてお作りしていたけど、それだと肩幅とかが大きくなってしまうのでウエスト周りを大きくするだけで良いのかもしれない。
袖有の場合はAHとバスト周りも若干ゆとりを増やしてインナー分のゆとりを確保。
ウエスト周り+3cm、バスト周り+2cm。
ライン取りはそのまま袖有と袖無しでのライン取り。
というのが綺麗に収まるのではないか?との仮説。
今度上記数値でパターンを作ってジャンパースカートを一着仕立てたい。
話は逸れるけどジャンパースカートのディープVネックどこまで深く出来るか問題。
深くしすぎると肩から落ちる、肩から落ちないようにタイトめに作るとインナーのシャツの収まりが悪くなる。
どう解消するのか色々なお洋服を見回った結果、➀ゆとりを大きめにする、➁センターでクロスさせて収まりを良くする、のふたつの方法。
タイトシルエットを重視したいので試すなら➁かな。
Vの切り込み位置をバストラインより下げるとそういった問題が起こるので、バストラインより下げたい時のデザインで試してみたい。

▼ハンドメイドという言葉の意味合いの変化
ハンドメイドという言葉が一人歩きしているように感じている、というか意味合いが広域的な意味で変化した気がします。
しかもそれはあまり良くない印象を与えることがある、とも感じます。
自分が思った意図で伝わらないので、別の言葉選びが必要だなと色々調べていました。

自分が伝えたい意味合いは、今では大量生産で行う過程を一貫して手作業で行っていること。
その意味合いで使うなら「フルハンド」という言葉。
しかしフルハンドというと「マシーン(ミシン)を使わず全て手縫い」という意味合いになるので使いどころが難しい。
手作業のハンドステッチとかの場面ならフルハンドと言ってもいいかもしれない。

ハンドメイドに変わる使いやすい言葉を考える。
オーダーメイド→そもそもオーダーメイドは和製英語。
英語として使うなら「メイドトゥオーダー」
これだけだと受注生産という意味だけでなく「採寸・型取り・縫製された注文服」となる。
ネットオーダーの場合、採寸・型取りは無理である。
自己採寸の数値から合わせることは出来るので、それだとパターンオーダーに近い。
フルオーダーは「専用の型紙を起こして製作」する、デザインもディティールも作り手の腕次第で全対応可。
イージーオーダーは既存の型紙をベースにして体型補正を入れたもの。
(全部ウィキペディアからの知識)

使っても大丈夫そうな言葉は「パターンオーダー」「テーラーメイド」「カスタムメイド」「カスタムオーダー」
カスタムはその名の通り「あるものから好きなのを選べます」っていうデザイン自由度の高いオーダー。
採寸が出来る場所と補正の経験をもっと積めばイージーオーダーやフルオーダーも可能なんだけど場所をどうするか。
ショールームを時間単位でレンタルするか、訪問販売か、受注会とかすると良いんだろうね。やりたい。
とりあえず、次にブランドタグ作る時はハンドメイドの文言は削除しようと思う。