Making Black Dress

喪服(冬)を仕立てました。

デザインとパターンは年始に起こしていたのですが形に出来る余裕がなく、
今回着る機会があったので新しいデザインで仕立て直しました。

前に夏用に作ったのは切替が深めだったので今回は一枚でも着れるように切替は少し上に。
個人的にはシルキーシースルーのスタンドカラートップスを合わせたかったけどそこまで手が回らず。

一般的にブラックフォーマルは膝下丈が多いのですが今回は中にレギンスを着こみたかったのでロング丈にしました。
今回思ったのはやはり作ったものは着てみないとな、と。
着心地や歩いた時、バッグを持った時、もうちょっとここがこうならって言うのが着てみて色々出てくる。
作る度に少しずつ良くはなって行ってるけどもっと良くするために足りないのはそこかな。

フロントの処理について。
ラペルの形を保つためにも強度を増すためにCFにステッチは必要。
1cmにステッチして、奥にファスナーをかがりで付ける、中央側に表に出ないように星留め。
切替位置とウエスト位置に小さいスナップ付けて浮かないように固定。
スナップだと小さくても厚みが出るのでホックにするか小さいボタン内側に付けてしまうか迷いどころ。
着てみて厚みも少なく動いても取れないもので仕様を決定したいところ。

デザイン面でラペルの重なりを最小にしたかったのでCFは1cmしか出してない。
本当は突き合わせにしたいところだけど構造的に難しい。
今回はファスナーにする前提で作ったけど、ボタン付けるなら1.8cmは出さなきゃダメかな。
この形と仕様を完成させたいので同じデザインでもう一着作りたい。
スカート丈はミモレ丈くらいで胸ポケットと共布の細ベルト付けてもかわいいかも。