数日ほど蕁麻疹が出て身体がひどいことになってるので写真が取れません。
最近やっとiPadにDVDのファイルを入れられるようになったので、ついでながら私が頻繁に見るオススメDVDを書き出しました。
●CHANEL CHANEL
ココシャネルの過去の映像、ラガーフェルドがデザイナーになった時の映像、またシャネルについて語っています。
この中でラガーフェルドが作ったシャネルのスクラッチブック的なものが出てくるのですが圧巻です。
●COCO CHANEL(映画)
シャネル100周年の際に製作・公開された映画です。
同時に公開された映画、ココ・アヴァン・シャネルもありますが、こちらはボーイ・カペルとの恋模様が中心だったのでファッション志向な方はこちらがおすすめ。
ジャージーやツイード、リトルブラックドレス、シャネルスーツの完成やシャネルがパリへカムバックした様子など時代背景と共に描かれています。
個人的にココ・シャネルのドラマはラガーフェルドが撮影しているYoutubeのシャネル公式にあるものが一番好きです。
●Sign Chanel
2004年のオートクチュールコレクションの裏側を撮影したドキュメンタリーです。
アトリエだけじゃなく靴職人、ガロン職人、オートクチュール刺繍のルサージュなど幅広く撮影されています。
ドレス主任のマダム マルティーノが凄く好きです。パリのパン屋さんに居そうな可愛らしいおば様です。
●ラガーフェルド・コンフィデンタル
ラガーフェルドの密着ドキュメンタリーです。
本の量が恐ろしいです。国立図書館並みの貯蔵量です。
●Lagerfeld sketches his life
タイトルのまま、ラガーフェルドがスケッチしながら今までに至るまで細かく語っています。
今はコンピュータがあるからスケッチをするデザイナーが居なくなってしまった、デザイナーの仕事は絵を描く事。
そう語っていますが今の時代スケッチだけでデザインを評価してくれる人自体が減っている気がします。
この中で一番好きな話は、バルマン(だったと思う)で働き始めた時他の人の仕事もやってあげるよと言ってデザインルームの仕事をひとりでこなして数ヶ月足らずで室長にのし上がったこと。
●フェンディ コレクション前夜
ラガーフェルドが担当してる別のブランド、フェンディの舞台裏です。
仕事の仕方がシャネルと違うので見ていて面白いです。
●ジャンポール・ゴルチエ コレクション前夜
アバンギャルドな素材使いが凄いです。ゴルチエのオートクチュールの舞台裏です。
このシリーズはあと何個かありますがどれも面白いです。
●マークジェイコブス&ルイヴィトン
モードの革命児と呼ばれるマークのNYとパリとの両方のコレクションの様子。
ルイヴィトンではマークの注文にパリの職人がてんやわんやする様子が凄いです。
ルイヴィトンに対しても壊して創るを地で行くデザイナーさんです。
来日の様子や日本でのパーティの様子も入っています。
●The devil wears PRADA.
アナウィンターがモデルとされているファッション誌の舞台裏の話。
(実際のエディターからはアナはあんな優しくないとの声も。)
見所はヴァレンティノのカメオ出演、アンハサウェイがただただ可愛い。
これはDVDの得点映像が凄くオススメで映画を見ながら三名のスタッフさんが裏側を語っているものが入っていること。
ブランドを細かに語るスタイリストさんの話が面白いです。
パリでの車のシーンでは右側から出たアンディと左側から出たミランダでは撮影した国が違うという話が一番びっくりしました。たしかパリとニューヨーク。
●ダイアナ・ヴリーランド
ココシャネルの時代のファッショニスタ、そしてファッション誌の編集長として知られたダイアナのドキュメンタリーの記録です。
妹と違って私は顔がいまいちだから必然的にファッションに拘った的な話や背景が語られています。
●BB
ブリジットボルドーの映像集。ただただ可愛い。主にMVなど。
●マリーアントワネット
時々見たくなるあまりに豪華絢爛な映画。
これを専門学校の西洋服装史の授業で見たのですが、授業中にマカロンを食べてた事があるのでこれを見ると私を思い出すと友達に言われた思い出があります。
衣装製作はイタリアのアトリエ、伝統的・歴史的なデザインのファッションを作っているところです。
この手の歴史映画は割りと良く見ていて、ヴィクトリア女王の映画、エリザベス女王の映画は無印もゴールデンエイジも好きです。
アンブーリン等あの時代の物語は生々しくて怖いものもありますがヴィクトリアは終始美しいお話です。
●the september issue
なぜか邦題は「ファッションが教えてくれること」。
USヴォーグ編集長アナウィンターのドキュメンタリー。
ファッションの変わり目、毎年電話帳の厚さにもなるアメリカヴォーグ9月号の舞台裏です。
ファッション界の女帝・アナ、ファッション界の皇帝・ラガーフェルド、
イタリアのフェンディのバックステージで一緒に話しているところに出る字幕です。
アナウィンターで一番好きなのはフロントロウでインタビュアーに「氷の女と呼ばれてますが」という問いに対して「最近は冷えるからね」と答えたところ。
人物としてもとてもウィットに富んでいて惹かれます。
冒頭でエディターさんが「美しいものが見たいんだ!世の中は美しいものに飢えているんだ!」って荒ぶってるところが好き。
美しいものは色褪せない。形があるものも、無いものも。時代を経ても美しいまま。
あとDVDは持っていなくてファッションに関係ないのですが映画では「ジュリエットからの手紙」がオススメ。
アマンダサイフリッドがただただ可愛い。そしてストーリーが今時珍しいくらいのハッピーエンド!これが凄く好き。
アマンダが可愛くて「クロエ」も見ましたが、これは間逆のバッドエンドな話で美しいけど恐ろしくてゾクゾクしました。
ファッションのドキュメンタリー映画ではもうすぐ「ディオールと私」が公開されますね。
ラフ・シモンズが初めて手掛けたディオールのオートクチュールコレクションの舞台裏。
あのコレクションはとても私好みだったのでディオールのアトリエが見れるの楽しみです。
ちなみにガリアーノのときのアトリエの様子がYoutubeにありますがトワルの時点で意味分からない事態になっていました、私の理解力の及ばないお洋服でした。
ガリアーノのデザインも凄いしそれを形に出来るディオールアトリエの技術者さん達も凄い。