薄手ウールを使ったショートジャケットのメイキングです。
黄味よりの灰色、平織りなので極薄手、仕上げはクリアなウール生地。
WL+5.5cmくらいの丈にしてみました。
この前作ったのはウエストジャスト、その前によく作っていたのはWL+5cm。
微調整しながら伸ばしてる。
ラペルの形が気に入らない。
もう少し大きくしたほうがバランスが良かったかな。
それとも切り替え位置が低すぎる?
あと上襟やラペルの返りが甘く見える。
良い仕立てのジャケットを見すぎて目が肥えて来たみたい。
まずは上襟だけでも毛芯+ハ刺しやってみようかな。
できることから少しずつ。
化合繊維が苦手であまり勉強してこなかったんだけど
ウールを扱うに当たって数パーセントの比率で混紡していて
それがどのような特性を保有させているのか最近は調べてる。
きっかけは薄手のホワイトの生地を探していて、
良くてクリア仕上げのサキソニーのアイボリー生地しかみつからない。
(肌触りは滑らかだけどこれでドレス縫ったら秋冬もの。
平織りのサマーウールのようにオールシーズン使えるフォーマルドレスにはならない。)
この前平織りウールのオフホワイト生地を見つけたんだけど一桁台のポリウレタンが混紡されてた。
ポリウレタンは伸縮性が出るとのこと。
元々ウールは伸び縮みする性質があるし加えてそこにストレッチの要素が入ってるみたい。
でも90%越えのウールなので質感も風合いも好き。
ストレッチだからタイトめなトップス、ボトムス向き。
ワンピースドレスを作るならいつも以上に縫い目の伸び止めに注意を払わなきゃ失敗する。
もしくはレジロンを使って縫ってみるか。
最近はホワイトドレスのデザインばかり書いてたのでこの生地でフォーマルなワンピースドレスが作れたらいいな。