4つ穴のゴールドボタンかわいい。
久しぶりの手縫いボタンホール。全部で11個開けた。
大分慣れたけど出来の良さはまちまち。
こういう部分も一定のクオリティを出せるようにしたい。
ボタンホールに使う糸について過去何着も作りながら色々考えた。
ジャケットとかのウール素材なら絹穴糸一択。
シャツとか薄手のボタンホールだと機械で開けるのが一般的だから、手縫いの場合どうするべきかと。
何が一番綺麗に仕上がるのか。
これはボタン付け糸。(穴糸じゃないけど太さがちょうど良かった。)
ただ色数が少ないので使い勝手が非常に悪い。
機械で開けるときは普通のミシン糸を使うので、ミシン糸を二本どりにしてかがり縫いをしてみようと思って自分用を作った時に試したら綺麗に仕上がった。
今後はそのやり方にしようと思っている。
糸芯なしのミシン糸二本取り。
この方法だと生地色に合わせられるし刺繍のように細かく縫うので色馴染みが良くて仕上がりも綺麗。
ただ細糸なので絡まりやすい、一定のクオリティを出せる様になるまでこれも沢山作らなきゃいけない。
今回のシャツの仕立てでパターンの修正箇所が三箇所見つかったので色々アップデートしながら完成形を目指して沢山作る。
完成したらパターンの解説とかも載せてみたい。
袖口の開きの作り方は一般的ではなくて結構気に入ってるんだ。
袖自体に後ろ側に切り替えを入れてて、これはシャネルジャケットのパターンから着想してパターンメイキングした。
そういえば前は丸みを帯びたデザインが好きだったけど最近は角ついたデザインが好きで作ってる。