Making
Window Pane Brown Jacket
Saturday, 18 April 2015
あとはボタンホール開けて仕上げアイロン掛けたら完成です。
今回は手縫い工程が7割以上、残りがマシーンメイド。綺麗に仕立てようとしたらこのくらい手縫いの必要があるみたい。
裾処理している時にいつも思うんだけど、シャネルジャケットには必ず裾に細いチェーンをつける。
それはココ・シャネルの時代から受け継がれているもので、良く耳にする有名な話。
オートクチュールの授業で文化学園に貯蔵されているココシャネル本人の時代のジャケットを何着か見させて頂いたときに、チェーンが付いてるとは聞いていたけどこんな細いチェーンなんだって思いました。
良く政治家の方のスーツには錘が中に入っていて、立ち姿の時にシワが出ないようになっていると聞くけど、それと同じ作用なのかなって思います。
今度同じように付けてみようかな。私にその違いが分かれば良いな。
ブリティッシュ仕立てとイタリア仕立ての違い。
イギリスのテーラリングは服に身体を合わせる。イタリアのテーラリングは身体に服を合わせる。と、良く耳にします。
イギリスはトラディショナルでカッチリしっかりした仕立てだから、服に合うように増し芯とかを加えて体系補正をする。
イタリアは身体に合うように服を仕立てる。イタリアは北と南で違うとも聞くけどまだ十分なその知識が無い。
好みの問題だけど最近は私はブリティッシュ仕立てが好きです。
仕立て方は好みだけどジャケットやスーツに一番大事なのはサイズ感やフィット感だと思います。
箱ポケット。口布はバイアス。
手縫いで返し縫い。ミシンの直線縫いより強度が高い。
裏袖をつける工程。
裏上襟。折り返しにテープと返し縫い。
この仕立てでは上襟の折り返しが甘いのを見ると、ハ刺しの必要性がわかる。
本開きの袖口。
組み立てた後の本開きの袖口。
フロントの見返しのカーブ部分。巻き縫いしているところ。
これは肩の構造。
一番上のモフモフが肩パッド。手前に見える薄緑のものが毛芯及びゆき綿。
ここら辺しっかりしてる方が好み。
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