Making Making Waist Coat

ベストの製作工程画像です。特筆する点も無く、いつも通り縫い上げました。

そろそろベストのデザイン増やしてみようかな、まずはポケット位置を下げようと思う。

この後はジャケットとベストのボタンホール縫いがある。

色々試してみて思ったのは蝋引きしない方が綺麗に穴かがり出来る気がする。

あと上を縫うときに生地を持ち換えると穴がいびつに成る気がする。

もっと綺麗に縫えるようになりたいな。ヨーロッパにいる日本の手縫いのテーラーさん見てると凄い上手い。

ヨーロッパって大体穴かがりの専門の職人のおばさまが居るらしいんだけど一度見学しに行きたい。

ジャケットも満足のいく出来になってきたので頃合いを見てスーツ素材をもう一度挑戦してみたい。

前回は地の目は歪むし糸調子ずれて縫い目がバイアスに伸びてるし肩のいせ込みがギャザーみたいになるし散々だった。

特に肩入れについてはあの滑らかでつるつるした高級感のある風合いが鬼に思えるほど扱いにくい。

もう針山が破けてしまって限界かもしれない。買い換えなきゃ。水色欲しい。

なんでショッキングピンクの針山を使っているかと言うと入学したときにランダムで配送されてきたから。

破けるほど刺しまくってるなんて何年もお世話になた証だなあってしみじみ思ったりしました。

ベストは首の後ろの見返しにタグを付けれるけど、ジャケットは付けれない。

それは着せ分というゆとりが生地の動きや身体の動きの運動量を裏地が調整する役割があるので、

そこにタグをつけるとその働きを失ってしまう為、前身頃の見返し(メンズで言うと胸元にある内ポケットの下)にタグをつけます。

女性物のジャケットって着せ分無かったりするから今回のようなメンズライクなテーラードジャケットには良く見られる仕立てと言えばいいのかな。